はい〜、Kaixo〜。ぱちゃらんです。
タイトル通り、キューバ人は踊りで会話します。多分ラテンの人の大半がそうです。でも踊れないラテンの人もいます。
私はまだできません。
ことばを介さず、流れと音楽と雰囲気に乗って、意思を身体と表情で表現して疎通させているのを見ていると、まるで事の最中かのように思えてきて官能的です。
本当に上手い人同士のペアの踊りを見ているとうっとりします笑
もう結論書いたので、以下は経緯を少し。
スペインに来て、キューバ人の友達ができて、踊りを始めました。前から何かやりたかったし、ラテン音楽は好きだったのですよ。
スペインに来たらフラメンコだろと思われる方もいらっしゃるでしょうそうでしょう。私も興味があります。一度マジもんのフラメンコをみる機会がありましたがとっても良かったです。それに、フラメンコは唯一男に媚びない踊りだっていう女性がいました。ほほう…これは興味深いと思いつつ…
それに、フラメンコの音楽も好きです。好きな人や物が多すぎて見放されてしまいそうです。身体が一つだと足りません。やりたいことを想像しながら、やりたいことが多すぎるから、何からやったらいいか考えているうちに人生が終わるのです。はは。
(前置きが長い笑)
キューバ人がフレンドリーだっていうことは本当です。割とみんな。
人見知りで遠慮がちな日本人とフレンドリーなキューバ人の相性は最高だと自負しています。多分あなたもキューバ人と知り合ったらやみつきになるでしょう…。
私がまだ誰もここに友達がいなかった頃、たまたま入ってライブを聴いてたAltxerriで演ってたんです。キューバ人がキューバ音楽を。
んで終わったあと客に片っ端から声かけてくんですよ。私が「楽しかった。まだここに来て1ヶ月で誰も友達がいない」って言ったら「この後みんなで次のバーに行くぞ!」って言われて、ホイホイ着いて行きました。その時のバンドのメンバーと、ボーカルの美人な彼女と、私。なんでこんなにフレンドリーなの笑
そこで「良いか、今日から俺たちが友達だからな。名前覚えたな、言ってみろ。よし」って言ってくれる笑
そこはみんなの行きつけのバーで、やっぱりみんな踊りうますぎ。私はというと全然踊れない笑 なんでそんなに上手いのって聞くと「小さい時からやってたから」「魂で踊るのよ」なんて返ってくる。私たちの箸と同じなんだろう。
長老と言っても40過ぎのユーリがもともと踊りの先生で、私にレゲエから始まり、サルサやバチャータのステップのレッスンをしてくれる。なんとか踊れるようになったところで同世代のドミトリがユーリと交代。みんな腰の使い方が絶妙すぎる。すごいなー
と思っていたら
なんか距離近くね笑
お腹に硬いの当たってね笑
出会って2時間で勃起かよ笑
笑えてきました笑
全然良いんです私は。
何に対しても情熱的なんですね。
リビドーに溢れているんですね笑
キューバの話はまたいつかしたいと思います。
この日はとりあえず新しい友達と電話番号を交換してちゃんと帰ったよ。後日何かあったかはまた書きます。
ペルー人男性の友人曰くキューバ人男性というのは「二人で会ったりしたら絶対にやりたがるよ」
とのことでした。ペルー人でさえ一目置くなんて。
また、キューバ人の友人に「めっちゃキューバ人ぽいね」っていうときは
対男性:cubanissimo 対女性:cubanissima
って言ってあげてください。喜ぶはず笑
後日また同じ曜日に演ってるから聴きにと少し舞台に乗せてもらって演奏しに行ったら今度は沢山のキューバ人女性がいてやっぱりお友達になってくれました。
演奏はあんまり上手くいかなかったけど笑 すごいすごい〜って歓迎してくれてなんでも恥ずかしがらずにやってみるもんだなって思いました。
最初は日本人が珍しくてちやほやしてくれるのかなって思ったけど、ずっと友達でいてくれるしなんかすごい嬉しい。
そして私の夜遊びはこのコミュニティから広がって行くのですが、みんな本当に心から踊って汗かいてる。
バチャータ、サルサ、ソン、レゲトンたまにサンバ、MPB。
私ももうリズムがないと踊れない身体になってしまった笑
恋愛こじらせアラサーの私は、キューバ人の友人エミリアに「もうどうやって相手に好意を伝えたらわかんなくなった」って言ったら
「そんなん踊りで表現するのよ!」
って一喝された笑
確かに女性から男性に踊りバンバン誘ってる笑
っていうキューバ人の友達の話でした。
今回はこの辺で chao chao