Holaと書いてオラと読みます。そう、本気と書いてマジと読む。
豚汁と書いて豚汁と読む。そう、私です。
元気ですか?私は今日も砕け散った夢のカケラ拾い集めています。
今日は11月6日。私がドノスティアに来て5ヶ月が経ちました。
ドノスティってどこって思うでしょ。スペイン王国はサンセバスチャンです。
石原さとみさまも大泉洋さまも是枝大監督もいらしたあそこですわよ。
サンセバスチャンはスペイン語、ドノスティアはバスク語。
バスクの人は愛情こめてドノスティ呼びしてますので私めもそれに則ります。
今の状況は、31歳女性、日本人、スペインのサンセバスチャン(ドノスティア)在住、無職(←new。
趣味は音楽と食べ物(とセックス)。
日本では看護師。10月末まで寿司を作っていましたがノロマなのでクビになり現在職探し中。
ね、ほら言ったでしょ。夢のカケラ拾い集めているって。
今日は何のツテもない所からどうやって職を探すかを書こうと思います。(その前に家探しだろ
まず必要なのが履歴書。curriculum、C.V.と言われています。
私のcurriculumを公開してあげましょう。
見えんやないかいってツッコミどうもありがとうございます。
スマホかパソコンで作れます。規定が何もないので写真も背景がなくひとりで綺麗に写っていれば良いです。
基本的な個人情報と大学以降の情報を載せます。それと資格。あと言語能力。
データを持って本屋か印刷屋に行って印刷してもらうのです。
写真はNIEカード申請の時(こちら)に必要だったので、私は証明写真スタンドで撮影しました。駅などにあります。値段は5ユーロくらい。
その残りをスマホで取り込んで貼り付けました。
と言っても、作ろう作ろうと思っていたら私は腰が重いので私を心配したSEの友達が彼女のご実家で瞬殺で作って印刷までしてくれました。
お中元とお歳暮送るレベル。
電子機器役に立ちそうにない場合は白紙に手書きで写真を糊で貼ってもいいみたい。とりあえず形になっていればいいようです。
これを持って、雇って欲しいところに突撃します。
地図情報の電話番号にwhatsappでメッセージを送ったり、ウェブサイトにメッセージを送っていましたが返信率は0。
なんと0。
求人サイトに募集の記事載せていても返信率0。
友人曰く普通のことだそうなので、直接行くべきだと。
まあそうだろうと思う。
直接行くと「ああ、あなたメッセージくれていたわね。」みたいなノリで扱われる。なるほど。そうだよね、ウンウン。
昨日行ったところはピンチョスのバル。
今日行ったところは日本の地名のラーメン屋、私立の小さい日本語学校と中国人経営の日本食レストラン。
どこも「今募集していない。」か「ボスに渡しておく。ボスから連絡がある。」→ない。
うう。撃沈。たまたま知り合ったワーホリの同期が、履歴書渡すのはボスに直接の方がいいってアドバイスくれました。
彼も必死に探していましたが今では立派にバリスタをやっています。えらい。
それに加え、看護助手ならどうかと入院施設のある病院にメールを送ってみた。夕方だったから返信は後日だろう。
ああ今日も手応えなし。と無料のスペイン語のクラス(詳細別途)をサボり落胆していたら私をクビにしたボスから招集命令が。
解雇の和解の件だった。残業代などなど合計し少しのお金をもらい解放される。ここではfiniquitoというらしい。
ボスはせっかちで、今日3軒くらい回りましたと言ったら、10軒20軒回らなあかんわと怒られた。
そんなこんなで夜になり、私は一昨日行ったレストランで食べた牛あばら煮込みの残りで作ったカレーを食べ、今文章を書いています。
カレーがめっちゃうまい。うまいから履歴書作ってくれた友達にあげよーっと。
夏も終わり観光客は激減し、私はクビになり、新たな仕事を見つけることはできるのだろうか。
俺たちの冒険はここからだ。
看護師免許がなきゃあ何にもできないスペイン語もそれほどの31歳が今日もどこかの街で夢のカケラ拾い集めています。
応援とカレーのルーと白だし待ってます。